25 Jul 2025

- 商品紹介
商品紹介
公開日:2025.08.01 | 最終更新日:2025.08.01
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こんにちは!
jewelry accessory masamuneです。
今回は、Silver 925 × 甲丸削り × ダイヤモンドダストの製作過程をレポートします。
甲丸削り × ダイヤモンドダスト
まず「甲丸(こうまる)」とは、リングの外側が丸く膨らんだ形状を指します。「甲(こう)」は甲羅を意味し、その名の通り、丸みを帯びたフォルムが特徴です🐢
この甲丸に、表面を均等に削る加工を加えることで、立体感や動きを生み出したものが「甲丸削り」です。
一方、「ダイヤモンドダスト加工」とは、金属の表面に極めて細かな凹凸を施すことで、微細な宝石が舞っているような繊細なきらめきを演出する仕上げ方法です。
今回は、これら2つの技法を組み合わせて制作していきます。
目標の号数に応じて、必要な材料の長さを算出し、素材に印を付けます。
その後、糸鋸で切り出していきます。
焼きなましとは、加工で硬くなった金属を加熱して柔らかくする熱処理のこと。これにより、次の加工工程がしやすくなります。
およそ600℃まで加熱し、加熱が終われば水につけ、急冷します。柔らかくなった素材は、次の形成工程に備えます。
焼きなました素材を、ローラーを使って徐々に希望の厚みに調整し、甲丸形状に整えていきます。
この工程では、素材に無理な力がかからないよう、少しずつ慎重に成形します。
切り出した素材をリング状に曲げ、両端をすり合わせします。
すり合わせとは、接合面がぴったり合うように微調整する作業です。
隙間があると溶接がうまくいかないため、糸鋸を数回通すことで、綺麗な接合面を作ります。
整ったら、断面にフラックスを塗り、ロウ付け(溶接)を行い接合します。
リング全体の形が整ったら、表面を削り出して甲丸削りのラインを出していきます。
棒ヤスリを使って、一面一面均等になるよう意識しながら丁寧に削っていきます。
その後、中心のひし形の部分にダイヤモンドダスト加工を施します。
ダイヤモンドチップを備えたペン先が高速で上下に動くことで、リングの表面に微細な凹凸を打ち込みます。これにより、表面に繊細で美しい輝きが生まれます。
最後に全体を丁寧に確認しながら、内側やバリを取り除き、指通りがなめらかになるよう仕上げます。
仕上げが整ったら、液体研磨剤を使って全体を磨きます。
その後、さらにツヤを出すためにバフ研磨を行います。
この工程では、液体研磨剤よりも粒子の細かい固形研磨剤を使用しています。
以上の工程を得てリングが完成です。光が当たると中央部のダイヤモンドダストがきめ細かく反射し手元にさりげない彩りを加えてくれます。日常使いにも、特別な日にもつけられる。そんなひとつに仕上げました
masamuneでは、ご購入後でも無料でリングのサイズ調整、メンテナンスを行いますので、お気軽にご相談ください。
また、万が一、アクセサリーが壊れてしまった場合でもmasamuneで修理を承ります。大切なアクセサリーを永く安心して身につけていただけます。
※材料の追加が必要な場合は、別途費用が掛かる場合がございます。
大分店、東京店共に実店舗では、ご紹介した商品に加えてこれからの季節ぴったりなアクセサリーをたくさんご用意しています。
遠方にお住まいの方もオンラインショップでご購入いただけます。
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